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【稼ぎたい軽貨物ドライバー必見】経験者が大手宅配会社3社を徹底比較します

悩んでいる人

軽貨物ドライバーに興味あるけど大手宅配会社が数社あって迷うなぁ〜

ゆーき

3社経験した僕が、各社の特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します!

✔️本記事の内容

・佐川急便
・ヤマト運輸
・Amazon
・おまけ「日本郵便」

✔️本記事の信頼性

この記事を書いた人

<プロフィール>

・軽貨物運送事業を経営
・コーポレートサイトを運営
・現場で大手宅配会社を経験
 アスクル→佐川急便→西濃運輸→Amazonを経験
・経営者として「ヤマトスタッフサプライ」に参入

ゆーき

この記事を書いている僕は宅配便、企業便を含め8年目です。
大学卒業後の22歳に始め、今では法人化しました。

今回は、宅配会社3社経験した僕が徹底的に比較していきます。

また3社の中で、どの宅配会社が稼げるかについても検証していきます。

目次

佐川急便

僕自身、1番思い出がある佐川急便をご紹介します。

佐川急便は1957年(昭和32年)に創業者:佐川清が京都にて飛脚事業を開始することで始まります。

一昔前では、「車が欲しいなら、佐川で働け」や「家が欲しいなら、佐川で働け」と言われたほど稼げました。
事業資金を貯めるために、佐川をしていた経験がある経営者が多いのも特徴です。

その反面、稼ぐために労働基準法を無視したような労働環境から「ブラック企業」と言われる時期もありました。

ゆーき

まだ、その名残りが残っている営業所があります。

しかし、2016年3月には、日立物流、SGホールディングス及び佐川急便の戦略的資本業務提携を行い、佐川急便自体の会社の在り方を一新。人々が知る以前の佐川急便とは、会社の体系からサービスの末端まで変化してきています。

そして、社員の負担を減らしサービスの向上を推進する佐川急便は「社員による企業サービス」と「外部協力会社による宅配サービス」の2分化をすることで、それを可能としています。

そして、外部協力会社(委託会社)による宅配サービスを行っているのが個人事業主の軽貨物ドライバーなのです。

トラックドライバーや佐川急便とロゴの入った軽貨物自動車は、佐川急便の社員さんです。

では、佐川急便に所属するメリット・デメリットをみていきましょう。

・佐川急便で働くメリット

佐川急便のメリットはなんといっても、「委託先に問題がない限り、契約期間は永続的に更新される」です。

「委託会社と共に繁栄したい」という方針のため、良心的と言えます。

トラブルやクレームなど多発させてしまうと契約解除になるケースもありますが、佐川急便のルールを守っていれば急な契約解除はほぼないでしょう。
契約解除されたドライバーも実際に居ましたが、相当ひどくないとそんなことにはならないです。

佐川急便のルール違反を一部紹介します。

・虚偽入力
・早配・遅配
・タバコクレーム
・置き配

上記3点をしなければ基本的に大丈夫です。

佐川急便は宅配に関して外部協力会社に依存をしているので、長く安定して稼ぎたい人に向いていると言えます。

また僕の実体験として、朝の積込段階で1日の80%ほどの荷物を積み込むので、1日のスケジュールを無駄なく効率的に組めることもいいメリットだなと感じました。その分、積込みの技術が必要になります。

その他のメリットとしては、【コンプライアンスが厳しすぎない】【参入障壁が低い】【担当エリアがほぼ通年固定】などが挙げられます。

ゆーき

担当エリアが固定なので、始めてから半年耐えれば慣れます。

佐川急便で働くデメリット

大きなデメリットが、「参入障壁が低いため、悪質な外部協力会社が多い」です。

佐川急便の軽貨物ドライバーは、9割以上の個人事業主が外部協力会社を通して所属する状況です。

よくネットで、「騙された」という方を見かけますが、その多くが佐川急便で起きています。
その原因が、悪質な外部協力会社の存在です。

簡単な対策として、1社だけ委託会社の面接に行き決めるのではなく、数社面接して質疑応答しましょう。

優良か悪質か見分けられればいいのですが、初めて軽貨物ドライバーになる方にとっては難しいかもしれません。

過去に良い委託会社の選び方について、記事にしているので参考にしてください。

その他のデメリットとしては、【営業所が少ない為、担当エリアが遠い可能性】【顧客からの企業イメージが悪い】などが挙げられます。

ゆーき

企業イメージが悪いため、理不尽なクレームがあったりします。
自分とメンタルとの戦いです。笑

ヤマト運輸

続いて、ヤマト運輸をご紹介をします。

ヤマト運輸の創立は1919年(大正8年)と長い歴史を誇ります。

宅配事業に着手したのは1976年(昭和51)何より凄いのは、そこから今まで宅配取引量日本国内企業シェアを、トップで駆け抜けています。2021年時点では、なんと国内シェア43.8%と圧倒的です。

そして、ヤマト運輸は外部協力スタッフとして「ヤマトスタッフサプライ」で軽貨物ドライバーを募集しています。

ここに所属すれば、ヤマト運輸の軽貨物ドライバーとして稼働ができます。

それでは、ヤマト運輸に所属するメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

ヤマト運輸で働くメリット

ヤマト運輸は迅速な配送サービスを可能とするため、全国各地に複数の拠点を持っています。

日本郵便が4,695か所、佐川急便が445か所、ヤマト運輸は7,240か所と圧倒的拠点数です。

つまり、ヤマト運輸のメリットは「圧倒的拠点数による、積込みの簡単さと、配達先の近さ」だと言えます。

営業所と配達先が近いとお客様の急なニーズにも対応できますし、配達効率にも繋がります。
経験上このメリットは、他社では実現できずヤマト運輸唯一です。

ゆーき

拠点エリアが多いので通勤時間が短いです。
朝が早い運送業にとって、助かりますね!

以上を踏まえると、仕事環境を充実させ効率よく働きたい人には向いてると言えるでしょう。

その他のメリットとしては、【単価が高い】【営業所で積込む荷物を用意してくれている】などが挙げられます。

次は、デメリットをみていきましょう。

ヤマト運輸で働くデメリット

ヤマト運輸のデメリットを解説していきます。

結論でいえば、「契約期間が安定しない」です。

ヤマト運輸は外部協力会社に対して数カ月契約を基本としています。

また契約中にも関わらず担当エリアでの必要性がなくなったら、他エリアへの配属も考慮しなければなりません。
実際に繁忙期や季節ごとに他地域へ配属される可能性があります。

ゆーき

拒否した場合に契約解除された人がいました。
経験談でドライバーを集めるだけ集めて、一斉に契約解除される
という理不尽な行動をされたことがありました。

簡単に言うと、「必要な時だけ契約する、必要がない時はいらない」ということですね。

外部協力会社として長く安定して稼ぎたい人には向いていないと言えます

その他のデメリットとしては、【コンプライアンスが厳しい】【帽子を被らなければならない】などが挙げられます。

Amazon(デリプロ)

最後にAmazonをご紹介します。

Amazonは、2000年11月に開設されたショッピングサイトで、米国ワシントン州シアトルを本拠地とする、インターナショナルなショッピングサイトです。皆さんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか?

それもそのはずAmazonは、日本でもっとも、いや、世界でも認知度の高いECサイトの王と言われるほどの地位を築き上げています。そのうえでさらなる顧客ニーズに応えるため、配送コストの削減と配送スピードの効率化を目的とした運送事業への進出も果たしました。

Amazonの働き方は主に2種類あります。

Amazonの下に協力会社を挟む働き方(デリプロ)
協力会社を挟まない働き方(Amazon flex)があります。
それぞれ良し悪しがあります。

簡単に説明するとデリプロは安定があり、フレックスは競争率が高いので仕事が取れないため不安定です。

詳しく解説しているので合わせて読んでみて下さい。

それでは、「Amazon」のメリット・デメリットをみていきましょう。

Amazonで働くメリット

一番のメリットは、「アマゾンのショッピングユーザーが存在する限り、仕事はなくならない」です。

Amazonは世界的に見てもEC業界のトップ企業であり、今後事業が無くなることはほぼ100%ないと言えるでしょう。むしろ今後さらなる需要が見込めます。

週に4日から稼働できるので、空いている日に安定に稼ぎたい人に向いていると言えます。

ゆーき

またその人の能力に応じて、物量の調整してくれます。

その他のメリットとしては、【直帰できる】【初期費用がかからない】【アプリが優秀なので初心者向き】【置き配が多い】など、Amazon特有のメリットがたくさんあります。

それでは、次にデメリットをみていきましょう。

Amazonで働くデメリット

デメリットは、「日当制なので稼ぎにくい」です。

佐川急便、ヤマト運輸の歩合制と比べ日当制なので稼げにくい特徴があります。

Amazonという企業の知名度や、将来的展望性が高いがゆえに委託会社が多いです。

つまり、がっつり稼ぎた人には向いていないと言えます。

その他のデメリットとしては、【最大週50時間しか稼働できない】が挙げられます。

おまけ「日本郵便」

おまけでご紹介するのは、日本郵便、通称「郵便局」です。

ゆーき

良い印象がないので「おまけ」にしました!笑

日本郵便は、郵政三事業(郵便・簡易保険・郵便貯金)を民営化して設立された「郵便局株式会社」と「郵便事業株式会社」が吸収合併して設立された企業です。

国内シェアはヤマト運輸、佐川急便に次ぐ3位であり、「ゆうパック」を提供することで知られています。

日本郵便が展開する「ゆうパック」は、日本全国どこの郵便局からでも配送依頼を行うことが可能。また、「ゆうメール」というサービスは、小型サイズの荷物を安価で送ることができるため、個人・法人問わず、多くの方に利用されています。

そしてこの「ゆうパック」を外部委託しているのが軽貨物ドライバーなのです。

それでは、日本郵便のメリット・デメリットをみていきましょう。

日本郵便で働くメリット

日本郵便は、郵便局であり宅配事業以外でも認知があります。

それを踏まえてメリットは、「年配から若者までの認知度は圧倒的なので、業績悪化しても消滅することは考えにくい」です。

もし仮に、業績が悪化したとしても他の国民的郵便事業があるので、企業自体が無くなることは考えにくいです。日本郵便は過去に経営トラブルがありましたが、乗り越えてきています(宅配業が残っていくかは定かではありません。)

もしもの時は、郵便局の契約社員にてゆうパックを配達することができるので、セカンドキャリアを探す意味でもトライしてみる価値はあるかもしれませんね。

つまり、セカンドキャリアも視野に入れて働いていく人に向いているといえます。

その他のメリットとしては、【不在の再配達は連絡来なければ行かなくていい】【不在表に配達員の電話番号記載しない】【エリアがほぼ通年固定】などが挙げられます。

日本郵便で働くデメリット

「誤配やクレームを出したらペナルティがある」というのが最大のデメリットです。

ゆーき

ペナルティとは、詳しく言うと罰金です。

その他にも「ゆうパックは、1日に時間帯ごとに荷物を積みに戻らなければならない」です。

これが凄く大変に感じました。一度に積載できれば効率も上がるのですが時間帯ごと大体4回くらい往復しなければなりません。他社では多くても2回戻るかどうかです。とても効率が悪く感じました。

効率を考えて、数をこなし稼ぎたい人には向いていないかもしれません。

その他のデメリットは、【個人事業主の直接契約ができない】【親会社が仕事を入札できないと移籍もしくは解除となる可能性】【エリアが広い】などが挙げられます。

少し他よりもデメリットが多いかもしれません。

まとめ

本記事では、「宅配企業大手3社を徹底比較」についてご紹介しました。

2社それぞれ良いところもあれば、悪い所もあります。
自分にあった宅配会社を選び、宅配人生を送りましょう。

大手宅配会社の仕事をしても、所属する委託会社によって稼ぐ額や働き方が変わります。

長期で稼ぎたい人もいれば、空いた時間で高単価を回したい人もいます。

求人媒体でよく見かける「大きく稼げる」という言葉だけで惑わされないようにしてくださいね。

まずは「どう稼ぎたいか」が決まれば、それぞれの特徴を踏まえつつご自身のライフスタイルに合った会社選びができると思います。

それでは、これで以上です。

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