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失敗しない軽貨物会社の選び方。悪徳会社と契約しない対策も解説

悩んでいる人

ギグワークは仕事が取れず、あまり稼げない。
経験不足や人脈がないので委託会社から始めたい!
委託会社選びでの注意したい点やポイントを教えて。

こんな悩みを解決します。

✔︎ 本記事の内容

  • おすすめできる軽貨物会社の特徴とは
  • 軽貨物の会社選びのポイント
  • 契約前に必ず確認するべき!面接時の確認事項
  • 悪徳会社を選ばない対策方法を教えます!

✔︎ 本記事の信頼性

この記事を書いた人

<プロフィール>

✔︎軽貨物事業を経営

✔︎コーポレートサイトを運営

✔︎軽貨物開業サポート

✔︎大手配達会社を経験
 アスクル→佐川→ヤマト→西濃→Amazon

ゆーき

本記事を書いている僕は軽貨物歴8年目です。今では軽貨物事業を経営していて、色んな軽貨物の委託会社を見る機会が多く社長さんとの交流も多いです。

今回は、委託会社選びで重要な「良い委託会社の選び方」についてお話していきます。

軽貨物初心者にとって、良い委託会社を見つけるのは大変です。
今後の軽貨物人生に大きく左右されるので慎重になりましょう。
しかし、注意点やポイントを押さえていれば悪徳業者に当たらず良い委託会社を見つけることができます。

目次

おすすめできる軽貨物会社の特徴とは

ネットやスマホの普及で、ECサイトの急速な発展や当日翌日発送などにより、軽貨物業界は大きく需要を伸ばしています。
それに伴い、軽貨物会社も増えているのが現状です。数ある中から優良な会社を選ばなくてはなりません。

この章では、おすすめできる軽貨物の特徴を解説します。

面接時の説明が丁寧

求人サイトで見る軽貨物の募集内容は、どの会社も似たり寄ったりで文面だけではわからない部分が多いです。

配達員

その背景には、軽貨物事業は特色が出しにくいなどが挙げられます。

なので、実際に話を聞くために面接をするのが大半だと思います。
面接の判断材料として、説明が丁寧良い点と悪い点を言ってくれる会社はオススメできると言えます。

特に事故を起こしたときの対応や、車両のリースの料金説明など・・・
ドライバーとのトラブルを事前に防ごうとする意識が会社には求められます。
包み隠さず言ってくれる会社はドライバーを大事にしている会社だと言えます。

適切な手数料

手数料は、一般的な相場として10%程です。
手数料のことを別名、ロイヤリティと言います。

手数料の少ない会社で働くのは、収入の高さに直結します!

手数料が10%以上ある会社は注意しましょう!

また、相場に比べてあまりにも手数料が安すぎる会社も警戒する必要があります

手数料を安くして荷物単価が安くしている可能性もあるので、しっかりチェックしましょう。

福利厚生や待遇が充実している

福利厚生や待遇の良さは、ドライバーファーストな会社か否か判断できます。

一般的に多い福利厚生はガソリンカード配布前払い制度、待遇はリース車両完備などです。
その他にも、モチベーションを上げる為のインセンティブ制度独立支援などを取り入れている会社はドライバー目線の良い会社と言えます。

ゆーき

トレーニングジム費用一部負担
接骨院と提携して格安で通院できるといった
福利厚生を取り入れている会社もあります。

軽貨物の会社選びの5つのポイント

委託会社は基本、求人広告やアプリを見て探すのが定番だと思います。
でも似たような条件ばかりで、どういう基準で委託会社を選べばいいのか分からなく、悩む人もいるんじゃないでしょうか。
求人広告を見て違いがよく分からないから「何となくこの会社にしよう」と判断すると失敗する可能性が高くなってしまいます。
委託会社を探すときに、重要視したほうがいい5つのポイントがあるので選ぶ際の参考にしてください。

①研修制度
②フォロー体制
③売上
④明確な料金体制
⑤仕事の種類と内容

①研修制度

軽貨物業界で稼ぎ、しっかり続けていくのも「スタート」が肝心です。
初めて軽貨物を参入する人にとって、研修制度があるのかは重要です。
研修の日数の確認や、研修費用は出るのか初めの段階でしっかりと確認しましょう。

「見て覚えろスタイル」や「現場の人に聞いて」と投げやりにしている場合は注意しましょう。
こういった委託会社は、定着率が悪く辞めていく人が多いので常に求人を出しているイメージがあります。

ゆーき

古い風習が残っている体育会系の会社もあります。

②フォロー体制

初心者の頃や繁忙期の頃は、キャパオーバーになり自分ではどうしようもない状況になるかもしれません。
そういう時のフォローの有無もあるか確認しておくのもいいでしょう。

急な体調不良や車両トラブルがあった際の代走(自分の代わり)を会社が用意して対応してくれるのかは重要です。

配達員

普段から気をつけていても急な体調不良、急な車両トラブルや事故はつきもの。
完全にゼロにすることは不可能です。

突発的な休みが発生したときの対応も必ずチェックしてください。
事業規模が小さく、ドライバーが少ない会社だと、臨機応変に対応できないと返答されてしまう可能性があります。

ゆーき

体調不良や車両トラブルがあった場合には「代走を探してこい」と強要されるケースや違約金が発生する悪徳会社もあるみたいです。

③売上

ほとんどの会社の求人広告では「月収○○万円以上稼げます」と記載があると思います。
会社を選ぶ際に重要視している方が多いので、わかりやすく強調しています。

あの売上の数字、厳密に言えば嘘ではないんですが少し疑いましょう。
なぜなら繁忙期でその会社に所属するトップドライバーの売上で、しかもロイヤリティ(手数料)が引かれる前の金額を表記しているところが結構多いからです。(中には数字を盛って表記している場合もあります)

中には給料明細や売上明細を渡さない会社も存在するので、ルーズな対応をする会社を選ばないように気をつける必要があります。

委託会社によって荷物単価もロイヤリティ(手数料)も違います。
歩合給の場合、1個当たり10円違うだけで月に数万円単位で売上が変わります。
併せて、税込なのか税別なのか確認しておくと確実です。

ゆーき

所属する会社によりかなり変わってくるポイントです。
面談してもすぐに答えを出すのではなく、何社か話を聞いてから契約するようにしましょう。

※求人広告に記載されている月収から手数料が引かれたり、ガソリンや消耗品などの経費を支払いしなくてはいけません。会社員とは違い、全て手元に残る金額ではないので注意してください

④明確な料金体制

委託会社に所属する場合にはロイヤリティ(手数料)が必ず引かれます。
ロイヤリティ(手数料)は何%引かれて事務手数料貨物保険など引かれる項目費用は必ず聞いておきましょう。

悪徳な業者は組合費、登録料、加盟料、管理手数料、罰金などを取られるケースがあります。


基本的に、求人広告に表記している額そのままもらえるわけではないです。(あらかじめ引いた額を表記している会社もあります)

ゆーき

例えば手数料(ロイヤリティ)が10%の場合・・・
40万円の売上があったら実際に振り込まれる額は36万円になります。
会社により手数料が違ったりその他にも、売上から引かれる項目があるのでトラブルを未然に防ぎましょう。

車をリースする際の料金も確認しておきましょう。
リースの相場はいくらなのか把握しておく必要があります。
また保険込みなのか走行距離の制約初期費用の有無途中解約した時の違約金ど詳しく確認しましょう。

過去に「リースか購入か」の記事を書いたので、参考にしてください。

⑤仕事の種類と内容

軽貨物会社は、宅配の求人募集をしている場合が多いです。
最初から宅配メインで考えている方なら問題はないですが、宅配以外の企業配やスポット便をしたいと思っているなら仕事の種類が多い軽貨物会社が良いと思います。

仕事の内容が自分に合っているかの判断も重要になってきます。
信用力の問題でギグワーカーより法人のほうが良い案件が多いのが委託会社の強みでもあります。

仕事の種類
・宅配便:個人宅に向けた配送
・企業便:企業への納品
・スポット便:依頼主の希望(日時・時間)に合わせた配送
・チャーター便:貸切車両を使用して配送

ゆーき

例えばスポット便の場合・・・
料金が高めだが、不定期で依頼が入るので、安定した報酬を得られにくいという特徴があります。

配達案件の種類は、それぞれメリットとデメリットがあります。
自分の希望に合った案件があるかは、面談や説明会などでしっかり確認してください。

契約前に必ず確認するべき!面接時の確認事項

軽貨物の会社でよく見受けられるのが、採用して人を入れるだけ入れて現場のことは任せっきり!
このような体制は風通しが悪く現場の声を聞いてくれない上、改善する努力もしないので注意しましょう。

会社の実態確認・実績確認

インターネットで委託会社の実態や実績を調べておきましょう。

運送業は【許認可】の取得が義務付けられています。
どこにも許認可についての記載がない会社、登記されていない会社、HPがない会社は警戒しても良いかもしれません。

副業の可否

委託会社によっては同業他社の副業を認めていない場合があるので注意が必要です。
副業が禁止されている場合は、その企業との契約のみで目標とする報酬を得られるのか事前に確認しておきましょう。

支払サイトの確認

普通は、月末締めの翌月末に支払い(30日サイト)が一般的です。
中には、月末締めの翌々日(40日サイト)に支払いされるケースがあるので、面接の段階で確認しましょう。

また、支払いされるまでにガソリン代などの経費を工面できるか考えておく必要があります!

ゆーき

60日以上の支払サイトの設定している会社は違法です。
違反をすると、最高限度額50万円の罰金を支払うことになり、それ以外にも、公正取引委員会の立ち入り検査や勧告などの行政処分が行われます。

業務委託契約書の有無

「面倒なことは省きたい」という方もいますが、契約書を締結しないのは御法度です。
契約書は、お互いの権利を守るために非常に重要な書面です。

どんな料金体系なのか違約金はあるのか行動の縛りはあるのか、口頭だけの説明ではなくしっかり契約書で残しておくべきです。忘れずに控えを貰っておきましょう。

逆に契約書を用意しない委託会社は、避けるのがベストです。

ゆーき

契約期間内で辞める場合、
違約金が発生する会社あるので注意が必要です。

悪徳会社を選ばない対策方法を教えます!


求人サイトや面接では、分からないこともあるので所属ドライバーに直接話を聞く口コミや評判を確認するのが間違いないと思います。

ゆーき

契約を交わす前に横乗りして職場環境を見せてくれませんか?」と聞いてみるのが委託会社選びを失敗しないコツです。

配達員

言いにくいかもしれませんが、「所属ドライバーの売上明細を見せてください」と言うのも1つの手です。

良い委託会社とは、現場の状況を把握して労働環境を整えているドライバーファーストの会社です。
また、社員や代表が所属ドライバーとのコミュニケーションを大切にしている会社は良い会社が多いです。
ドライバーを第一優先で考えて人それぞれにあった案件を組んだり、トラブルや問題が起こった時には元請けとの間に入り対応するなどして所属ドライバーからの厚い信頼があります。
繁忙期の時など荷物の量が増えた時には、増車したりフォローに来てくれたりすると安心して業務をすることができます。

まとめ

この記事について、まとめました。

・1社だけ話聞いて決めるのではなく、何社か話を聞く

・質問したいことは事前に用意しておく

・1社目がかなり重要

最初の1社目で、軽貨物を今後も続けられるか辞めるかが決まるといっても過言ではありません。

運転免許証があれば始められる軽貨物ドライバーは、独立・開業のしやすさが魅力の1つ。
ただし、報酬や契約期間の縛りなどの契約内容でトラブルが起きていることも事実です。

始める前にしっかりと知識を付けて軽貨物会社を選んで、理想の働き方をしましょう。

絶対に妥協せず、そして求人の情報だけを信じず色んな会社に話を聞きに行くことをお勧めします。
良い会社を選び最高のスタートを切って、軽貨物事業を盛り上げていきましょう。

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